「荒川アンダー ザ ブリッジ」第８話感想

リクは、父親が授業参観に来てくれると知っていたからああいう作文を書いたんですかね～

現実世界では必ずしもあの手のイベントが発生しているとは思いませんが、
（将来はお父さんのようになりたいですってやつ）

それでも、リクは父と子の普通の交流がしたかったんでしょうね。

で。最近は橋の下の住人にも慣れてきて、

自分の中でちょっと物足りないな～と感じる部分もあったんですけど、

今回はかなり面白かったです。
（やっぱり新キャラが出ると展開に動きが出ていいですね）

まず、橋の下での奇行を見られて、秘書の高井と島崎に言い訳をするわけですが、

マリア・シスター・シロさんの３人によるギャグ展開。

とりあえず見た目だけはまともだったマリアとシスターで失敗し、

見た目すら危ういシロさんでダメ押しかと思えば、まさかの大企業社員という経歴。

これで持ち直したところに核弾頭投入。
（あの場面で現れる村長と星による絶望感はハンパないですね）

このあたりの上げ下げの激しいギャグ展開は凄く良かったです。

で、ニノが恋人だと分かった後に、

高井とリクでいろいろと気持ち悪いイベントが発生するわけですが、

そのマイナス分がありながらも、高井のおかげで素晴らしいイベントが。

正直、ニノさんならやってくれると思ってました。

むしろ高井と星が意外に常識人なところを見せてビックリ。
（まあリクに対しては有効だと考えるのは当たりでしたが）

リクの口裏合わせに対してもかたくなに恋人であることを主張したニノですからね。
（今考えると、あれが前フリに思えるぐらい）

恋人は朝、キスをするものだと言われたら迷わずしてくれるんでしょう。

カッコ良さすら感じるヒロインですね。

でもって、そんな二人を見た後の高井の温かい涙と笑い。

このシーンでの声優さんの演技が凄く好きなんですけど、

少し前まで橋の下の住人に匹敵するような奇人っぷりを発揮していたキャラとは思えない、

高井自身が望んだ父親の姿だったと思います。

ギャグがあって、ニノとのいちゃいちゃがあって、おまけに良い話まで。

大満足な内容でした。ってことで次回も期待！！