「レベルE」第５話感想

王子の悪ふざけっぷりがよく伝わる内容でしたね。

王子が何もしなければたぶん誰にとっても面倒なことにはならなかったのに、という。

その正体は暗殺業を営む宇宙人だったわけですが、

「まず自分で頑張って、どうにもならなかったら先生のところに来なさい」

というセリフから分かるように、普通に良い先生でしたね。
（その分、なおさらバカ王子の迷惑っぷりが際立ちますが）

今回の主人公たちである小学生も良いキャラしてました。

初めて変身した時の、ブルーの引きつった笑いや、イエローの、

「思わず泣けてきた」というセリフがリアルで良かったです。
（レッドはノリノリでしたが）

小学生だからといって、ひとくくりにああいうノリが通じるわけではありませんからね。

取扱説明書の戦う武器の説明のところで、

旧共産圏なら手に入れやすいとか、非核三原則の話がチラっと出ましたが、

少年誌ではあまり見ない方面の言葉とはいえ、

タブーというほどのものではありませんからね。

少年誌がメインターゲットとする中高生にも問題なく通じるネタですし、

このあたりを（イメージだけではないリアルな小学生像など）、

しっかりと理解して作品を作ってる感じが凄く好印象でした。

次回も期待！！