「神のみぞ知るセカイ」第６話感想

個人的に前回はちょっといまいちだったんですけど、

今回はビックリするぐらい面白かったです。

良い感じに盛り上がっていたので今回で決着をつけて欲しかった気もしますが、

次回がかのん編の最終回みたいですね。

上で書いた通り、あまりストーリーの方には期待してなかったので、

はじめ、今回は脇役が光ってる回だな～ぐらいに思ってたんですよね。
（タクシー運転手のさりげない気遣いや、かのんファンのマナーの良さ、エルシィを心配する母親の優しさなど）

ところが、意外にかのんと桂馬のやり取りを良い感じに見ることができ、
（やっぱり何だかんだで、ムードが良くなってくると楽しいですね）

攻略方向に進んでいるように見せつつの、引っ張り続けるかのんの悩みというのが

うまく謎解き感覚のような引きつけ材料になってくれて見応えがありました。

結局かのんの悩みについては次回がネタばらしになるようですが、

どういったオチになるんですかね～

ここまでの話を見ていれば、アイドルとしての人気・知名度が心のすき間っぽいわけですが…

回想で、デビュー前？は影の薄い子として学校生活を送り、いざアイドルとしてデビューした後も、

そのグループで何かトラブルがあった、みたいなことは分かってたんですよね。

で、注目されることに対するこだわりがあったことから、

まあベタにデビューしたグループ内でも自分だけ不人気で、

他のメンバーは独立して羽ばたいてしまった～みたいな流れかと思ったら、

今回の話で、売り込むはずだったリーダーを差し置いてかのんが売れてしまったことが判明。

ただこうなると、かのんの心のすき間がよく分からなくなるんですよね。

スタート地点は、トラウマものの学生時代の扱いだったとしても、

デビュー後は、それこそ、グループのリーダーにトラウマを負わせかねないほどの

人気っぷりとなったわけですよね。

正直、普通に考えればこの時点で影の薄い子としてのトラウマを相殺できる気が。
（まあ悩みの深さにもよりますが）

デビューの理由は知りませんが、
（本編で触れたかもしれませんけど）

昔の自分にサヨナラしたい、みたいな形でアイドルという道を選んだとしたら、

デビュー直後に望み通りの結果を手にしたわけですよね。

これでもまだ、アイドルとしての自分に不安が、みたいなことを言われてもちょっとな～と。

まあ攻略編は次回ですからね。素直にそれを待ちたいと思います。

ってことで、次回も期待！！