「ヨスガノソラ」第６話感想

今さらですが、この作品の見所って難しいですね。

雰囲気のあるＢＧＭや豊かな自然描写を含めた映像美で盛り上げておいて、
（これだけだと凄いイイ話が作れそうな素材ですが）

結局最後がセックスシーンで締めですからね～

エロシーンが無ければそれはそれで寂しい気もしますが、

あの取ってつけたような感じはもうちょっと何とかならないのかと。

まあ、ストーリー分岐方式で１人のヒロインにかける話数が少ないので、

どうしてもストーリー面で魅せるには限界があるんですけどね。

今回の話で言うなら、正直悠の行動にはほとんどグッと来るものはありませんでした。
（良くも悪くも、むき出しの厚意をもったキャラだとは感じましたが）

唯一良かったな～と思ったのはアキラとカズハの母親の関係性ですかね。

もしかして実の母親なの、みたいな話は結局間違いだったわけですが、

不倫相手の子どもとはいえそれでも優しく接してくれるというなら、
（きっかけをつかむのは難しかったようですが）

やっぱり包容力のある女性ってことじゃないですかね。

アキラにしても、小さい頃の、周りからのああいう視線がある中で、

よくもまあ真っ直ぐに育ってきたな～と。
（おじいさん？の唯一優しい一言に満面の笑みを浮かべられるあの健気さにはウルっと来ました）

次回は眼鏡のお姉さんがヒロインですかね。

過去、悠との間にかなり後ろめたいことがある感じですが、

まあ分岐システムですからやっぱり彼女も報われる結末なんでしょうね。

気まずい過去を共有しているというのは、それぞれの感情面など、

人間ドラマを作りやすい気がしますからね～

安直なエロに走らず、大本命っぽい穹編の下準備をするぐらいの勢いで、
（穹の過去にも影響を与えているようですし）

魅力的な展開にしてくれると良いですね。期待！！