2011'04.01 (Fri)
「フラクタル」第11話感想
主人公が何もしない最終回ってのはダメだろう、と。
もちろん告白など、それっぽいことをしているシーンはありましたが、
これまでの話でいろいろと経験してきたクレインが、
最後の最後でその証を何も見せてくれることなく終わってしまった気がします。
あと、オリジナルフリュネが受けた扱いや、フリュネとバローの関係など、
あんなものを最終回で明かされても気分が悪くなる以外の何物でもないような。
懐かしいファンタジーものの世界観でやっておきながら、
そのあたりの生々しさがどうしても受け入れられませんでしたね~
やるならやるで、もっとアンチテーゼ的な作品にすれば良かったのに、とも。
ハッピーエンド的な要素を完全に排除して。
(そうすればフリュネの件などもすんなり受け入れられますが)
それから、フラクタルシステムとロスミレの主張による二元的なテーマを投げかけておいて、
最後、システムがいつか崩壊するから人々もなし崩し的にかつての、
生活臭にあふれた生活に戻っていく、みたいなオチはう~んと。
そんなことでは変われないぐらいにフタクタルにハマりこんでる人が居るからこそ、
(目がイっちゃってた)
ロスミレの過激な活動も仕方ないかと思っていたんですが、
必要に迫られたら変われるというのは何だかな~と。
(フラクタルシステムによる千年の支配、みたいな世界観が全く活きないというか)
物語の中盤以降、何度か面白いと感じる部分もありましたが、
結局最終回を見る限りではそこまでではなかったのかも。
ただ最後まで見続けるだけの魅力は十分ありましたけどね。
まあ面白かったんじゃないでしょうか。終わり。
もちろん告白など、それっぽいことをしているシーンはありましたが、
これまでの話でいろいろと経験してきたクレインが、
最後の最後でその証を何も見せてくれることなく終わってしまった気がします。
あと、オリジナルフリュネが受けた扱いや、フリュネとバローの関係など、
あんなものを最終回で明かされても気分が悪くなる以外の何物でもないような。
懐かしいファンタジーものの世界観でやっておきながら、
そのあたりの生々しさがどうしても受け入れられませんでしたね~
やるならやるで、もっとアンチテーゼ的な作品にすれば良かったのに、とも。
ハッピーエンド的な要素を完全に排除して。
(そうすればフリュネの件などもすんなり受け入れられますが)
それから、フラクタルシステムとロスミレの主張による二元的なテーマを投げかけておいて、
最後、システムがいつか崩壊するから人々もなし崩し的にかつての、
生活臭にあふれた生活に戻っていく、みたいなオチはう~んと。
そんなことでは変われないぐらいにフタクタルにハマりこんでる人が居るからこそ、
(目がイっちゃってた)
ロスミレの過激な活動も仕方ないかと思っていたんですが、
必要に迫られたら変われるというのは何だかな~と。
(フラクタルシステムによる千年の支配、みたいな世界観が全く活きないというか)
物語の中盤以降、何度か面白いと感じる部分もありましたが、
結局最終回を見る限りではそこまでではなかったのかも。
ただ最後まで見続けるだけの魅力は十分ありましたけどね。
まあ面白かったんじゃないでしょうか。終わり。
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2011'03.25 (Fri)
「フラクタル」第10話感想
個人的に今回は凄く面白かったですけど、最後のバローで台無しにされた気分。
なんか、生々しすぎてダメなんですよね。
ああいう特性をもったキャラクターがいてもいいとは思うんですけど、
バローはちょっと許容範囲を超えちゃった感じ。
まあそれはともかく、個人的に見所だったのはフリュネと祭司長が対峙するところと、
なんだか消えそうな雰囲気のあるネッサ。
フリュネの、世界の愛しい娘という呼称に対して、
自分のことを世界から愛されなかった娘といいましたけど、
かつて、現在のフリュネのように鍵として扱われたなら、
僧院側では誰からも大事にされただろうと思って、
単に作り手が対比的な表現をしたかっただけなのかな~と感じたんですが、
あれは、クレインが言っていたような、
“誰かの”フリュネにして欲しかったということなんですかね。
あと、ロスミレに命を狙われたフリュネを僧院の人間が身を呈して守るのが印象的でした。
(何の迷いもなく)
あの、行きついちゃってる世界観というか、
この期に及んでまだどちらの陣営にも
はっきりと賛同できない希望の無さが良い感じかな~と。
(祭司長が言っていた、施しを受けるためにしか手を差し出せない人々の話とかも)
誰が悪いというよりも、み~んなダメというか。
んで。ネッサが思わせぶりなセリフを言うものですから、なんかすごい寂しくなってきたり。
(私が消えたらとか、3人一緒に~とか)
まあそういうことで、バローを除けば今回はすごく盛り上がった内容でした。
次回も期待!!
なんか、生々しすぎてダメなんですよね。
ああいう特性をもったキャラクターがいてもいいとは思うんですけど、
バローはちょっと許容範囲を超えちゃった感じ。
まあそれはともかく、個人的に見所だったのはフリュネと祭司長が対峙するところと、
なんだか消えそうな雰囲気のあるネッサ。
フリュネの、世界の愛しい娘という呼称に対して、
自分のことを世界から愛されなかった娘といいましたけど、
かつて、現在のフリュネのように鍵として扱われたなら、
僧院側では誰からも大事にされただろうと思って、
単に作り手が対比的な表現をしたかっただけなのかな~と感じたんですが、
あれは、クレインが言っていたような、
“誰かの”フリュネにして欲しかったということなんですかね。
あと、ロスミレに命を狙われたフリュネを僧院の人間が身を呈して守るのが印象的でした。
(何の迷いもなく)
あの、行きついちゃってる世界観というか、
この期に及んでまだどちらの陣営にも
はっきりと賛同できない希望の無さが良い感じかな~と。
(祭司長が言っていた、施しを受けるためにしか手を差し出せない人々の話とかも)
誰が悪いというよりも、み~んなダメというか。
んで。ネッサが思わせぶりなセリフを言うものですから、なんかすごい寂しくなってきたり。
(私が消えたらとか、3人一緒に~とか)
まあそういうことで、バローを除けば今回はすごく盛り上がった内容でした。
次回も期待!!
2011'03.18 (Fri)
「フラクタル」第9話感想
みんなで写真とって~、ロスミレ総力を挙げての決戦と、
とりあえず形だけは最終局面に向かっている感じですね。
個人的には、僧院もロスミレ側もいまいちで、泥仕合化しているような気もしますけどね。
フラクタルシステムという生命線をつかって脅しをかけてくる僧院は論外ですが、
ロスミレも、今回住民に言われていたように散々破壊活動をしてきましたからね~
クレインに「この後の世界をどうするの」みたいなことを聞かれてましたが、
できればあそこではっきりとした答えを聞きたかったですね。
それを聞かないうちに、今やっている活動をすべて受け入れるというのはキツイですから。
いまいち僧院とロスミレがしっくりこないので、
最終決戦はクレイン・フリュネ・ネッサに注目しますかね。次回も期待!!
とりあえず形だけは最終局面に向かっている感じですね。
個人的には、僧院もロスミレ側もいまいちで、泥仕合化しているような気もしますけどね。
フラクタルシステムという生命線をつかって脅しをかけてくる僧院は論外ですが、
ロスミレも、今回住民に言われていたように散々破壊活動をしてきましたからね~
クレインに「この後の世界をどうするの」みたいなことを聞かれてましたが、
できればあそこではっきりとした答えを聞きたかったですね。
それを聞かないうちに、今やっている活動をすべて受け入れるというのはキツイですから。
いまいち僧院とロスミレがしっくりこないので、
最終決戦はクレイン・フリュネ・ネッサに注目しますかね。次回も期待!!
2011'03.11 (Fri)
「フラクタル」第8話感想
今回すごく面白かったです。でもって、悲しい話。
フリュネとネッサがごっちゃになって、どっちがどっちかよく分からなくなりましたが、
要は、鍵として検査をパスし続けて成長したのがフリュネで、
その成長手前の存在がネッサのようですね(見た目的に)。
クレインの、「“自分の”フリュネを探してるんだ」というセリフに対して、
ネッサモブver.が、「あなたはあなたのフリュネを探して」とそのまま返すシーンには
しんみりしました。ただ自分という個にこだわりが無いだけかもしれませんが、
それでも、クレインも言ってましたが、
あのネッサだって誰かに会うことで、“その人の”ネッサになれたはずなんですけどね。
だから、あのネッサが廃棄されそうになってしまったときに、
クレインが必死に止めようとしてくれたのは嬉しかったですね。
んで、たぶんああいうところがクレインの主人公として魅力なんだろうな~と。
正直、今を生きる自分としては、まだまだ、顔の見えない相手よりも、
目の前の人とのやり取りが主なコミュニケーションなので、
クレインの感覚は当たり前のこととしか思えませんが、
この作品の世界観においては、すごく貴重な感性の持ち主なのかもしれませんね。
(まあ、ロスミレのメンバーもそちら側なんでしょうけど)
そろそろ物語も終盤を迎えるわけですが、このまま盛り上がってくれると良いですね。
次回も期待!!
フリュネとネッサがごっちゃになって、どっちがどっちかよく分からなくなりましたが、
要は、鍵として検査をパスし続けて成長したのがフリュネで、
その成長手前の存在がネッサのようですね(見た目的に)。
クレインの、「“自分の”フリュネを探してるんだ」というセリフに対して、
ネッサモブver.が、「あなたはあなたのフリュネを探して」とそのまま返すシーンには
しんみりしました。ただ自分という個にこだわりが無いだけかもしれませんが、
それでも、クレインも言ってましたが、
あのネッサだって誰かに会うことで、“その人の”ネッサになれたはずなんですけどね。
だから、あのネッサが廃棄されそうになってしまったときに、
クレインが必死に止めようとしてくれたのは嬉しかったですね。
んで、たぶんああいうところがクレインの主人公として魅力なんだろうな~と。
正直、今を生きる自分としては、まだまだ、顔の見えない相手よりも、
目の前の人とのやり取りが主なコミュニケーションなので、
クレインの感覚は当たり前のこととしか思えませんが、
この作品の世界観においては、すごく貴重な感性の持ち主なのかもしれませんね。
(まあ、ロスミレのメンバーもそちら側なんでしょうけど)
そろそろ物語も終盤を迎えるわけですが、このまま盛り上がってくれると良いですね。
次回も期待!!
2011'03.05 (Sat)
「フラクタル」第7話感想
たぶん無いと思いますけど、これでクレインが寝たきりなど相当な重症となったら、
ホントに落とし所が難しい作品になりますよね~
今のところの流れとしては、ヴァーチャルな世界よりも、
生活感のある温かい暮らしが素敵、みたいな流れですが、
(今回のクレインのセリフとかを聞いていても)
新キャラの人のように、
やっぱりフラクタルシステムの恩恵というのは確実にあるわけですからね。
別にそのあたりを、どっちが絶対なんて考える必要もありませんけど、
何でもありなフィクションですし、
やっぱり作り手の主張をがっつり見せてほしいですね。
(曖昧な濁し方ではなく)
次回も期待!!
ホントに落とし所が難しい作品になりますよね~
今のところの流れとしては、ヴァーチャルな世界よりも、
生活感のある温かい暮らしが素敵、みたいな流れですが、
(今回のクレインのセリフとかを聞いていても)
新キャラの人のように、
やっぱりフラクタルシステムの恩恵というのは確実にあるわけですからね。
別にそのあたりを、どっちが絶対なんて考える必要もありませんけど、
何でもありなフィクションですし、
やっぱり作り手の主張をがっつり見せてほしいですね。
(曖昧な濁し方ではなく)
次回も期待!!